タイから一時帰国して5ヶ月目に入った。
- soratomichi1101
- 2020年8月14日
- 読了時間: 8分
本来は2020年4月8日にチェンマイ からバンコク、そしてタイバンコクから富山までのANAチケットの予約を持っていたが2020年3月のげじゅんになってタイでの新型コロナウィルスによるバー、パブ、カラオケ、ナイトクラブ等の営業禁止命令が出て、さらにコンサート会場、マッサージ、美容院、スポーツラブ、ゴルフコース、プール、海岸への立ち入りまで次々と禁止になって行き、タイにいても何もできなる不自由さを感じて、日本への一時帰国のスケジュールを4月1日に早めたのだった。
3月下旬はチェンマイ にいて、4月3日にバンコクへ行く対航空のフライトを持っていたが、何やら飛行機のフライトもこの先制限されるとの情報を掴んだので、3月中にバンコクに移動するための予約変更も行う必要があった。チェンマイの家からWEBサイトや電話でタイ航空に連絡を入れるが全く反応がない。やむなくタイ航空のチェンマイの事務所の連絡先に連れ合いから連絡してもらい、ようやく予約変更の手配は、チェンマイ の事務所に直接行ってそこで変更するしかないということがわかった。
3月26日朝9時にタイ航空事務所に行った。この頃はすでにどこに入るにも体温チェックをされる状況だった。体温チェックは普通にパスしたが、そこにきているすべての人がマスクをしている異様な光景があった。整理番号カードをもらい、自分がカウンターに呼ばれるまで待つことになる。
11時過ぎようやくカウンターの上にある整理番号が私の1つ前までになった。間もなく私の番号が9番カウンターの上に表示され、そこに向かった。カウンターで自分の現在の予約を3月31日に変更してもらうよう依頼した。待つこと5分、新しい予約が記載されたドキュメントのプリントアウトをもらった。カウンターに番号が出てからわずか10分で予約変更は可能だったが待ち時間は2時間以上だった。
コロナのせいで電話もWEBも集中してアクセスが不可となっていて、カウンターでのみの変更となっていること自体、このコロナ禍では逆こうしている対応だと今は思う。接触を限りなく減らす方法こそ、今回のような感染症のパンデミックが起こっている時は必要だと感じた。

3月31日はTG 111 17:50CNX発→18:20BKK着のフライト。いつもは満席に近くなるが、この日はなぜか少ない。

その日のうちにBKKから羽田に向けてANAで一時帰国する。21:45BKK発 NH850 便。チェンマイ で預けた荷物は通関するためにピックアップする。バンコクでタイスマイル便を降りて、ANAのラウンジへ向かう。この時は、すでに世界中の国で航空便の運休が相次いでいて、スターアライアンス系航空会社のラウンジは全て閉まっていて、ミラクルラウンジだけが空いている状況だった。
ミラクルラウンジ内にも人影はまばら。このラウンジからANA850便のゲートまでは歩いて10分くらいだから、21:00にこのラウンジを出れば良かった。無事搭乗を済ませ羽田空港に到着したのは予定時刻より15分早い4月1日05:40だったが、最初のアナウンスで検疫官が機内に入っての検疫となるということで機内での待機を要請された。それから待つこと15分、またアナウンスがあり、今度は機内検疫ではなく、 本来の検疫場での検疫となるとの話に変わる。乗客が一斉に一番先頭のドアに進む。ブリッジを渡りターミナルへ入り、検疫場に進む。この時はANAは国際線ターミナル(T3)ではなく、ANAの国内線の発着に使っている第2ターミナルを国際線にも使い始めていて、検疫場の様相も異なって見えた。
検疫場では、多くの乗客が海外からの乗客が長蛇の列をなしている。二人だけの検疫官で到着便の乗客から聞き取りをしている。私は意外と後方の方で長く待たされた。この時はまだ検疫場でのPCR検査は行われておらず、発熱などの症状がないかの聞き込みと、非接触体温カメラでのチェック、そして国内移動の手段を確認の上、公共交通機関の利用をしないよう要請していた。

私はチェンマイでのチェックイン時に、羽田までの航空券しか渡されていなかったが、乗り継ぎで富山までの航空券の発券を。タイなどの地域からの帰国者への新しい検疫体制に変わった後の、3月28日に受けていた。なので、検疫場の指示にあるレンタカーは富山の空港で予約を作っていた。
このことが問題となり、検疫場で長時間の待機を余儀なくされた。羽田の検疫所長の判断で、タイは現時点で最も厳しい検疫体制対象国ではなかったから要請を聞いたが、ANA が
搭乗を許すなら入国させてよしとなった。入国真さは顔認証であっという間に終え、荷物をピックアップして、ドアを出たら、そこにANAの乗り継ぎカウンターがあった。
そこのSFC専用のラインに並び、Eチケットを提示すると、そこの担当者が、3月27日からの厚生労働省の指示により、搭乗いただけないという。羽田からレンタカーで富山まで帰れないかというが、一睡もしないでタイから帰国している身でまた10時間近くの運転をすることの方が生命への危険があると断った。そしてすでに厚労省の方針変更の後に、ANAに確認んして、Eチケットの発券を受けているので、07:55発の富山行きに乗れないなら全日空の手配で富山まで送り届けるよう伝えた。
かなり長いすったもんだの末、チェックインの責任者という女性職員が出てきて、現段階でコロナの症状がないという条件で、搭乗を許可するということになった。大きなスーツケース2個とハンドキャリーそれにショルダーバッグを持って、ゲートまで走って欲しいと言われた。そもそも座席は前方から6番目の席だったが、席は最高峰の33番に変更されていた。この時点で海外からの帰国者を全て陽性者として差別する態度が明確になっていた。
そもそもタイよりも東京の感染状況が良くないことになっていて、むしろ日本の空港で働いている人間の陽性の可能性を疑う方が先だろうと、この時は思った。息が切れるくらい走らされた。それでなんとか登場することができた。
富山空港に到着して、預けてあった荷物を引き取り、予約していたレンタカー会社に連絡した。それから私はレンタカーで自分が持ってきたすべての荷物をレンタカーに積み、富山にある家に向かった。2020年4月1日は、私の人生の中でもかなり異常な1日となった。コロナの発症を中国武漢で食い止めなかった中国が最も最大の加害者だが、そのような未知の感染症に対する防疫体制を準備していない日本という国のお粗末さにも愕然とすることになる。
もし、そのような感染症が発生した際、都市のロックダウンではなく、充分なPCR検査体制が確立されていて、1億3千万人が一斉に検査ができさえすれば、陽性者を炙りだし隔離することで、経済活動を止めることなく社会は安心感や活気を失わないですむ。国民一人当たり10万円の特別給付するお金があるなら、なぜ全自動PCRセンターを日本の47都道府県に3つ以上作れたんじゃないのか?人口100万人に対して1日40万件の検査能力を可能にできれば、2〜3日で全国民の検査が完了する。1日20万件でも5日で検査が完了する。後は試薬をどのように確保するかの問題だが、未知のウィルスによる感染症を防疫するためにもこのような全国民一斉検査体制を国家として用意する方が、だらだらと給付金や休業保証金を払い続けるより割安なのではないかと思う。
ロックダウンという感染症対策は中世のものであり、それを21世紀の今も行っていること自体馬鹿げている。災害の避難所にそこの住民が全員検査可能なPCR検査機器を用意するくらいの準備があれば、防疫体制として日本は世界の手本となれるはずだ。日本の機器メーカーが開発した全自動PCR検査機器を世界に販売するチャンスでもあるのだ。また日本であらゆる未知のウィルス感染症のPCR検査試薬の開発にも力を入れることで、その分野でも世界をリードできるはずだ。
私が富山に戻ってから2週間は毎日検温をした。特に異常はなく、その後はたまに外出もする。今日は8月14日。すでに日本に戻ってから4ヶ月と2週間が過ぎた。タイでは7月には国内感染者ゼロと言っていて、タイのビジネスビザや対人配偶者などの家族を持つものの入国が可能となったが、その手続きや、費用が異常に高額な状況だ。また8月1日にタイから日本へ帰国した日本人が空港のPCR検査で陽性となったとの情報があったが、これをタイ側は、偽陽性であり、検査精度が悪かったかのように自国の感染者ゼロを疑おうとしない強硬な姿勢が気になる。
タイ民間航空局は、無期限でたいへの通常フライトを禁止しており、現在隊への入国手段はタイ政府が用意する特別機だけになっている。ANAはエコノミーが片道14万円ビジネスが25万円とかだそうだ。機材の定数が260名ほどとすると、満席で4000万円以上の売り上げになる。これは往復6万円〜10万円前後で売り出していたコロナ以前の片道の売り上げの倍以上になる計算だ。なんかすっきりしない値段設定だ。
またタイでの2週間隔離ホテルの料金も以上に高額だ。最低は3万バーツだがほとんどが5万バーツから8万バーツといった値段。部屋の清掃も2日に1回か3日に1回、ホテル共有施設への出入りも禁止制限されており、とてもまともなホテルサービスではない。食事もめっぽう貧弱で刑務所の飯のようなところもある。このことを考えるとタイはもうすでにマトマナホスピタリティーを期待できない国に成り下がったとしか思えない。
タイ人が観光やビジネスで日本に来ることがあるならかれらの日本滞在費に法外な報復的税金をかける措置を取って欲しいと今は思う。















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